クラフトリリース
2026.4.17

熊本銘菓「肥後五十四万石」を実食レビュー!お菓子の香梅が守り続ける味と歴史

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和菓子好きの間でよく名前を聞く「肥後五十四万石」。熊本の老舗和菓子店「お菓子の香梅」の代表銘菓として知られており、熊本土産としても人気の高いお菓子。

ですが、「どんな味なの?」「実際においしいの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、熊本銘菓の1つである「肥後五十四万石」を実際に食べてみた感想をレビューとともにお届けします。

味や食感、甘さのバランスなどを詳しく紹介。熊本のお土産選びや自己消費購入の参考にしてみてください。

「お菓子の香梅」について

レビューの前に、「肥後五十四万石」を販売しているお菓子の香梅について簡単に紹介します。

株式会社お菓子の香梅(以下「お菓子の香梅」)は、熊本県熊本市に本社を置く老舗の和洋菓子メーカーです。1949年(昭和24年)に創業し、長年にわたり、熊本を代表する銘菓を作り続けています。

「くつろぎのごちそう」を企業理念に掲げ、お菓子を通して心を満たす時間を提供することを大切にしており、素材や製法へのこだわりを守りながら、和菓子と洋菓子の両方を展開しています。

熊本の自然豊かな環境や阿蘇の伏流水など、地域の恵みをいかしたお菓子作りも特徴です。

「お菓子の香梅」は熊本を代表する銘菓メーカー

お菓子の香梅は、肥後五十四万石だけでなく、熊本で長く愛される銘菓を数多く生み出しています。
ここでは代表的なお菓子を簡単に2つ紹介しますが、この2つについては別途レビュー記事がありますので、そちらでは詳細に解説しています。ぜひご覧ください。

誉の陣太鼓(ほまれのじんだいこ)

「誉の陣太鼓」は、お菓子の香梅を代表する人気和菓子の1つです。

北海道産大納言小豆を使った餡の中に求肥を入れ、寒天で固めた独特の和菓子で、濃厚なあんの風味と柔らかな求肥の食感が特徴です。

フィルムのままナイフで切って食べるスタイルも特徴的で、熊本土産として非常に人気があります。

武者がえし

「武者がえし」は、香ばしいパイ生地と上品な甘さの餡を組み合わせたお菓子です。

名前は熊本城の石垣「武者返し」に由来しており、サクサクとしたパイの食感としっとりとした餡のバランスが魅力。
和菓子と洋菓子の良さを兼ね備えた銘菓として知られています。

「肥後五十四万石」を実食レビュー

今回レビューする「肥後五十四万石」は、かつての肥後細川藩の石高「五十四万石」にちなんで名付けられたお菓子です。
そして、お菓子の香梅が創業して間もない頃に誕生した出世作ともいわれているのです。

それでは、実際に食べてみたいと思います!

箱に入った肥後五十四万石の画像

箱を開けると、中にはお饅頭のように整然と並んだお菓子が入っていました。今回は12個入りをいただいたのですが、個包装には熊本藩主細川家の「九曜紋」がデザインされており、開封した瞬間から上品さが伝わってきます。サイズはやや小ぶりながらも存在感があり、見た目から特別感を感じられました。見た目だけでもお土産として人気があるのは納得です。

個包装から取り出した画像

袋から取り出してみると、白い「うす種」にもちもちの求肥が挟まれており、表面にはグラニュー糖がまぶされています。キラキラとした見た目がとてもきれいです。うす種にも九曜紋が刻まれていて、細かなところまで丁寧に作られている印象です。全体的にとても上品な見た目をしています。

半分に割った画像

半分に割ってみると、中にはぎっしりとこし餡が詰まっていました。実際に食べてみると、まず感じるのはザラメのシャリっとした食感。噛むごとにザラメのシャリシャリとした食感が楽しめ、もちもちの求肥との組み合わせがとても心地よいです。思ったよりもしっかり甘さがありますが、口いっぱいにあんこが広がる満足感があります。

甘さはしっかりしていますが、くどさはなく、上品に仕上がっています。
あんこ好きには満足度の高い和菓子だと感じました。

また、うす種に挟まれているため、餅や砂糖が手につきにくく、手を汚さずに食べられるのも嬉しいポイントです。食べやすく、噛みやすい和菓子だと感じました。賞味期限はおよそ8日ほどなので、お土産や贈り物にもぴったりです。

個人的な感想にはなりますが、私には甘さがちょうどよく、いつのまにか2つも食べてしまいました。

温かいお茶との相性も良く、至福のひとときを過ごせました。

熊本城と「五十四万石」の由来

桜と熊本城の画像

「肥後五十四万石」という名前は、熊本藩の石高に由来しているそうです。そして熊本県といえば、名城として知られる熊本城があります。

熊本城は17世紀初めに築かれた城で、日本三名城の1つともいわれる歴史ある城郭です。

熊本地震の被害による復旧が現在も進められている熊本城。再建された天守閣は最上階からの眺めを楽しめるようになるなど新たな工夫がなされています。すべての復旧が完了するのは2052年度の予定とまだ先になりますが、こうした歴史ある城を持つ熊本では、土地の文化や歴史がさまざまな形で受け継がれています。

「肥後五十四万石」という名前や九曜紋のデザインもその1つです。熊本藩の歴史や文化を商品に反映させることで、熊本の魅力を全国に発信する役割をはたしているのではないかと感じるお菓子の実食レビューをお届けしました。

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もっと知りたいあなたへ

お菓子の香梅
https://kobai.jp/
熊本城
https://castle.kumamoto-guide.jp/

本記事は筆者の見解・体験に基づくものであり、一部一般的な情報や公開資料を参考にしています。

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