私たちについて

About

日本の「たからもの」を
もっと知って欲しい

「KURAFT(クラフト)」は、日本の「蔵=KURA」と「CRAFT(匠の技)」を掛け合わせた造語です。
その昔、蔵には、匠や職人が作り出した宝物が大切にしまわれていました。
私たちKURAFTは、日本の各地にまだ眠っている、そんな「日本のたからもの」を発掘し、
国内外へ発信していくことを目的としたオンラインメディアです。

KURAFTは、日本各地の工芸、食、文化、芸術、地域に根ざした「価値あるもの」や
「未来に挑戦する人や動き」などを丁寧に取材・編集し、その背景や魅力を伝えていきます。
KURAFTは、以下のようなジャンルを軸に展開します。

  • ・ものづくり・工芸:伝統工芸だけでなく工業分野にまで広がる、新世代のクラフトマンシップの魅力
  • ・食文化:その土地に根差した食の知恵や背景、継承される味
  • ・旅と人:観光地だけでない、地域の“暮らし”を感じる旅のあり方
  • ・芸術・表現:ローカルから生まれるアート、デザイン、音楽

また、KURAFTは発信にとどまらず、行政・地方自治体・企業との連携、産学連携も視野に入れ、
地域資源の活用やブランディング、地方創生にも積極的に取り組みます。

この十数年、日本は未曾有の大災害をいくつも経験しました。
私たちは、KURAFTを継続的な復興支援のプラットフォームとしても育てたいと考えています。

伝統を継ぐことも、未来に挑むことも、どちらも大切な「たからもの」。
KURAFTが、日本の良いもの、素敵な人、輝く文化の後押しとなるよう、心をこめて歩んでまいります。

ファウンダーメッセージ

日本に生まれ育った私たちにとっては当たり前に見えるものが、海外の方の目には斬新に映り、強く心を惹きつけることがあります。
同じ国で暮らしていても、世代や暮らす場所、スタイルが異なれば、触れる文化や関心を持つ対象も違い、
誰かにとっては「初めて出会うモノ・コト」として、新鮮な驚きになることもあるのです。
そんな、それぞれの「たからもの」を、私たち自身が見つけたり、ときには誰かに教えていただいたりしながら、
多くの人に伝えていきたい —— ずっと、そんな想いを胸に抱いてきました。
この「伝えたい」という気持ちは、決して私ひとりだけのものではありませんでした。
仕事仲間たちと語り合う中で自然と、同じ想いを抱く人の声がそろっていったのです。
「自分たちで伝えるメディアを創ろう」 そのひと言をきっかけに、KURAFTは立ち上がりました。
KURAFTの原案が持ち上がった矢先、能登半島を大きな地震が襲いました。
その傷も癒えぬうちに大雨による災害が追い打ちをかけ、
さらに2025年に入ってからは、岩手県大船渡市での大規模な山林火災、そして私たちの本社がある愛媛県今治市でも同様の火災が発生しました。
日常のすぐそばに災害があるという現実に、私たちは改めて直面することとなりました。
2011年の東日本大震災以降、熊本地震や長野の洪水など、日本はこの十数年で数多くの未曾有の災害に見舞われてきました。
しかし、被災地の人々は復興に向けて力強いチャレンジを続けてこられました。
KURAFTは、たとえ小さな取り組みであっても、そうした復興への歩みに寄り添い、支える存在でありたいと考えています。
今はまだ、産声を上げたばかりの小さなメディアですが、今年度末には海外の読者を視野に入れた英語版の公開を予定しています。
さらに、インバウンド需要にも応える「KURAFT SHOP」や、地域とつながる拠点「KURAFT HOUSE」の開設も視野に入れています。
伝統を受け継ぐことも、未来に挑むことも、どちらもかけがえのない「たからもの」。
KURAFTが、日本の良いもの、美しい人、輝く文化の“後押し”となることを願いながら、一歩一歩、心をこめて歩んでまいります。

KURAFTファウンダー/編集長
島 恵子

KURAFTメンバー

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