前回のコラムを通して、「さんふらわあ」というブランドの奥にあるストーリーをもっと掘り下げたい――そんな思いから、今回、経営母体である株式会社商船三井さんふらわあの本社を訪ね、日々の取り組み、ブランドの背景に流れる想いについて話を伺うことができた。 変わりゆく時代の中で受け継がれたもの 1972年、太陽のマークを掲げた初代「さんふらわあ」が名古屋-高知-鹿児島航路に就航した。その明るい意匠は、当時の旅人に新しい海の旅への期待と高揚感をもたらしたに違いない。 以来、運航体制や寄港地が移り変わる時代を経ても、この太陽のマークは一度も途絶えることなく、「さんふらわあ」を象徴するシンボルとして受け継がれ...