クラフトリリース

ピックアップ

Pick Up
2026.5.7 海を駆ける季節の使者~「初鰹」と「戻り鰹」の違いと日本文化との結びつき~

日本の食文化において、これほどまでに季節の移ろいを鮮明に象徴する魚がいるでしょうか。その名は「鰹(カツオ)」。春の訪れとともに黒潮に乗って北上し、秋の深まりとともに南下するその回遊は、古来より私たちの生活にリズムを与えてきました。 「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」。江戸中期の俳人、山口素堂が詠んだこの句は、初夏の瑞々しい風景と、その時期に欠かせない味覚を象徴しています。しかし、一口にカツオといっても、春の「初鰹」と秋の「戻り鰹」では、その味わいも、背景にある物語も全く異なります。カツオという魚の生態から、産地の情熱、そして私たちが次世代に繋ぐべき課題まで、その魅力を余すことなく紐解いていきま...

クラフトリリース

ニュース

News
2026.4.3
多様性を育むための新コンテンツ「インクルージョン」リリースしました

この度「KURAFT(クラフト)」は、新たにニューロダイバーシティをテーマとしたコンテンツ「インクル...

2026.3.17
食業界特化型配信サービス「KURAFTリリース」開始のお知らせ

この度「KURAFT」は、食業界に特化した新たな広報支援サービス「KURAFTリリース」をローンチい...

2026.3.11
東京都「共生社会の理念に賛同する企業・団体」登録のお知らせ

このたび、KURAFT(クラフト)を運営するサンブロードバンド株式会社が、東京都福祉局の推進する「共...

特集

Feature
  • 2026.4.22 あらためて出会う、唐津(3)〜フードスタイリストマロンと巡る旅・呼子〜

    2日目は、呼子の朝市に行こうと決めていたので、レンタカーを借り、唐津の町を後にした。山間の旧街道は、マロンが高校時代に毎日バスに揺られて通っていた道。 「何十年もたっているのに、景色も風の香りも変わらない」と、懐かしそうにマロン。車窓から目にする民家の趣から、住む人々が静かに日々を過ごしている様子がうかがえる。 ドライブするならと地元の人に勧められた「ルート・グランブルー」を走ってみる。この道路は、唐津の海をこよなく愛した、フランス人のダイバー、ジャック・マイヨールにちなんでつけられた名前で、彼の半生をたどった映画「グランブルー」は、あまりにも有名。地元の寿司屋でよく見かけられていたというジャ...

  • 2026.4.20 あらためて出会う、唐津(1)~フードスタイリストマロンと巡る旅・唐津~

    KURAFTレシピでお馴染みのフードスタイリスト、マロンは、長崎に生まれ、唐津で育ち、日本ではじめて「フードスタイリスト」という仕事をつくった人でもある。その時のお題や場に合わせて、その時にある食材で自在に料理をつくっていく。料理を「つくる」だけでなく、「魅せる」という視点を切り拓いてきたマロンにとって、唐津はただの故郷ではない。多感な時期を過ごした、まさにマロンの感性の原点ともいえる場所だ。 マロンと会話をしていると、唐津の話題がよくでてくる。力強い土から生まれる唐津焼の器、日本酒、海や山の豊富な食材――。九州や佐賀のことを多く語られることはあっても、なかなか唐津の魅力に触れるチャンスがない...

  • 2026.3.31 愛媛といえば。3月の売り場で始まる「味の衣替え」8品種食べ比べ記

    愛媛といえば――まず浮かぶのは、やっぱり柑橘だ。みかんの県、ではなく「柑橘の王国」。 温州みかんの安心感から、香りで驚かせる中晩柑(ちゅうばんかん:1月〜5月頃の年明けから春にかけて出荷される、温州みかん以外の柑橘類の総称)、食感で勝負する新品種まで、同じ県内で次々に主役が入れ替わっていく。旬のカレンダーが1枚の地図みたいに見えて、季節が進むほどに選択肢が増えるのも愛媛らしい。旅先で果物売り場を覗く楽しみが、ここにはある。  そして3月。冬の終わりと春の入口が重なるこの時期は、柑橘が「終わる」のではなく、「味の方向が変わる」。濃厚な甘さの余韻を引きずりながら、香りの軽さや果汁の爽快さ...

  • 2026.3.27 今治の山林火災から1年~KURAFTが見つめる復興と、続ける社会貢献~

    2025年3月23日、今治市で発生した大規模な林野火災は、多くの人の記憶に深く刻まれました。481.6ヘクタールを焼損し、平成以降の愛媛県内では最大規模となったこの火災は、山の景色だけでなく、地域に暮らす人々の心にも大きな影響を残しました。発災から1年。今治市では、災害の記憶を風化させることなく、復旧・復興と再発防止の歩みを着実に重ねています。 今治に本社を置くKURAFTとしても、この出来事を単なる過去のニュースとしてではなく、自分たちの足下で起きたこととして、あらためて書き残しておきたいと思います。 私たちが日々目を向けているのは、土地に根ざした文化や営み、その場所で受け継がれてきた時間な...

インクルージョン

Inclusion

なぜ、長く働けているのか?<職場の環境と内面の成長> ここまでで、いいことばかり書いていましたが、これらは、周囲の理解があってこそです。この文章を書いていて改めて気付いたのですが、僕は、職場で合理的配...

就職活動のはじまり<挫折と転機> 大学三年生の冬。僕は絶望していました。テレビやネットから伝わってくる社会人に関する厳しい現実、求められる責任。「社会に出たら、学生時代のように気軽にはいかないよ」とい...

つぶやき

Tsubuyaki
2026.5.11
真面目に不真面目な地方論「地方の『いつでもおいで』は、本当にいつでも良い」
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地方の人が「いつでも遊びにおいで」と言うとき、それは本当に、いつでも良い。 事前連絡なしで訪ねても、「ちょうど良かった!...

地方の人が「いつでも遊びにおいで」と言うとき、それは本当に、いつでも良い。

事前連絡なしで訪ねても、「ちょうど良かった!」と笑顔で迎えられる。

冷蔵庫には常に何かが入っていて、急な来客にも対応できる備蓄がある。

漬物、佃煮、冷凍の肉、もらいもののお菓子。

「何もないけど」と言いながら、テーブルにはどんどん料理が並ぶ。

都会では「アポなし訪問」は非常識だが、地方では「アポなし訪問」が、むしろ正式なのだ。

約束すると、相手が気を遣う。準備してしまう。掃除してしまう。

だからフラッと行く方が、気楽で良い。

「連絡しようと思ったけど、近く通ったから」

この言葉が、地方では最高の挨拶になる。

もちろん、本当に忙しいときもある。

でもそのときは「ごめん、今ちょっとバタバタしてて」と正直に言える関係性がある。

断られても、気まずくならない。

この「いつでも、でも無理なときは無理」という

絶妙なバランスが、地方の人間関係を支えている。

都会では予定、地方では流れ。

どちらが心地よいかは、その人次第だ。

2026.5.11
真面目に不真面目な地方論「地方で『東京から来た人』と言われ続ける期間」
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地方に移住して5年。まだ「東京から来た人」と紹介される。 10年経っても、「元は東京の人」と言われる。 結婚して、子ども...

地方に移住して5年。まだ「東京から来た人」と紹介される。

10年経っても、「元は東京の人」と言われる。

結婚して、子どもが生まれても、

「お母さんは東京の人だから」と言われる。

地方では、生まれた場所が、一生のラベルになる。

移住は、属性の変更ではなく、属性の追加なのだ。

「ここに住んでいる人」ではなく、

「東京から来て、ここに住んでいる人」。

これは排除ではない。むしろ、興味と期待の表れだ。

「東京の人は、どう思う?」と聞かれる。

地元の人が気づかない視点を、期待されている。

でも、ずっと「外の人」でもない。

祭りに参加すれば、ちゃんと役割が与えられる。

草刈りに呼ばれるし、回覧板も回ってくる。

「東京の人」と言われながら、確実に内側にいる。

そしてある日、新しい移住者が来る。

そのとき初めて、自分が「こっち側」にいることに気づく。

「あの人、東京から来たんだって」と、自分が言っている。

地方では、「地元の人」になるのに、一世代かかる。

でもそれでいい。

急いで溶け込むより、ゆっくり根を張る方が、

地方では信頼される。

「東京から来た人」というラベルは、

名刺代わりであり、役割でもある。

それを外す日は来ないかもしれないけれど、

外さなくても、ちゃんとここにいられる。

2026.4.30
真面目で不真面目な地方論「地方での『ご近所さん』の定義範囲」
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地方で「ご近所さん」と言うとき、その範囲は広い。 都会なら隣の部屋、せいぜい同じ階までだが、 地方の「ご近所」は、半径5...

地方で「ご近所さん」と言うとき、その範囲は広い。

都会なら隣の部屋、せいぜい同じ階までだが、

地方の「ご近所」は、半径500メートルを軽く超える。

歩いて5分の家も、ご近所。

車で3分の家も、ご近所。

同じ集落に住んでいれば、全員ご近所だ。

そしてご近所には、義務と権利が発生する。

草刈り、溝掃除、祭りの準備。

これらは「参加した方がいい」ではなく、

「参加するもの」として、カレンダーに組み込まれている。

逆に、ご近所の範囲に入ると、助けてもらえる。

雪かきを手伝ってもらえる。

留守中に宅配便を預かってもらえる。

「ちょっと味見して」と、おかずが届く。

ご近所の境界線は、目に見えない。

でも確実に存在する。

それは「顔と名前が一致する範囲」であり、

「困ったときに声をかけられる範囲」でもある。

都会では物理的な距離、地方では関係性の距離。

ご近所の定義が、これほど違う。

そして地方では、ご近所との関係が、そのまま生活の安心に直結している。

孤独死のニュースが流れるたび、

ご近所付き合いの大切さを感じる。

ご近所は、面倒でもあり、セーフティネットでもある。

この両面を受け入れることが、地方で暮らすということだ。

2026.4.30
真面目に不真面目な地方論「地方で『知り合い』が『親戚』になる速度」
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地方では、知り合いが親戚になる速度が異常に速い。 最初は「〇〇さんの知り合い」だった人が、 次に会うときには「△△さんの...

地方では、知り合いが親戚になる速度が異常に速い。

最初は「〇〇さんの知り合い」だった人が、

次に会うときには「△△さんの親戚」になっている。

よく聞くと、本当に親戚だった。

「ああ、あの人の奥さんの姉の旦那の従兄弟だよ」

この説明で、みんなが納得する。

何親等なのか、もはや誰も数えていない。

地方では、血縁と地縁が複雑に絡み合っている。

同級生の親が、自分の親の従兄弟だったりする。

取引先の社長が、義兄弟の遠い親戚だったりする。

気づいたら、町全体が親戚みたいなものだ。

だから、誰かの悪口は言えない。

その人が誰かの親戚である確率が、異常に高いからだ。

「あの人知ってる? 実はうちの親戚なんだよね」

この爆弾が、いつ炸裂するかわからない。

逆に、何か困ったことがあると、

「ああ、それなら〇〇さんに聞いてみて。親戚だから」

と、すぐに解決ルートが見つかる。

地方の人間関係は、6次の隔たりどころか、

2次くらいで全員が繋がっている。

都会では他人、地方では親戚。

この距離感が、良くも悪くも、地方を成り立たせている。

知り合いが親戚になるのではなく、

最初から親戚だったことに、後から気づく。

これが地方の日常だ。

インタビュー

Interview
柴田慶信商店わっぱビルヂング店内の画像

秋田県大館市(おおだてし)にある「柴田慶信商店」は、伝統的工芸品の「大館曲げわっぱ」を作っている。曲げわっぱとは、杉の木を曲げて、弁当箱やお盆、箱などに加工した...

料理が並ぶテーブルとフードスタイリストのマロンさんの画像

料理を「魅せる」アートへと昇華させた日本初のフードスタイリスト、マロンさん。そのキャリアは40年以上にわたり、料理だけでなく、スタイリング、イベントプロデュース...

KURAレシピ

Kura
recipe

KURAレシピって?

フードスタイリストのマロンが、各地の特産品を使ったレシピを考えました。
簡単料理からパーティー向けのものまで、さまざまな美味しいレシピをご紹介していきます。地域の特産品や素材を使ったレシピ開発も承ります。詳細はお問い合わせください。

レシピ開発 フードスタイリスト
マロン

日本のフードスタイリスト第一人者。テレビや雑誌、書籍への登場は数えきれないほどの実績を持つ。「色、香、味」全て叶う料理を魔法のように作り出し、食べた人を笑顔にする「マロンマジック」の生みの親。レシピ開発や商品監修も多数手がけており、これまでに世に送り出した料理は星の数に匹敵。

レシピ開発 フードスタイリスト
マロン

日本のフードスタイリスト第一人者。テレビや雑誌、書籍への登場は数えきれないほどの実績を持つ。「色、香、味」全て叶う料理を魔法のように作り出し、食べた人を笑顔にする「マロンマジック」の生みの親。レシピ開発や商品監修も多数手がけており、これまでに世に送り出した料理は星の数に匹敵。

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