クラフトリリース
2026.4.16

これがふりかけのルーツ?熊本県「御飯の友」をご飯にかけて食べてみた

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「ふりかけのルーツが熊本にあるんだけど、食べてみてよ」と、熊本出張帰りの編集長に突然渡されたふりかけ「御飯の友」。今までの実食レビューの中でも、ダントツで庶民のお財布にやさしいレビューとなりました。

熊本県で今も愛され続けるふりかけ「御飯の友」、くまモンのパッケージは可愛いですが、オリジナルの方はレトロ感が漂います。関東ではなかなか見かけない一品ですが、「カルシウムたっぷり」と口コミ(クチコミ)でも評判のその味わいは一体どんなものなのでしょうか。ルーツや歴史にも触れながら、その魅力を探ってみました。

ふりかけのルーツは熊本にあり!

ルーツといわれた以上、その真偽を調べなければなりません。色々と情報を探し回りながら、その間に実食のためのご飯を炊こうと炊飯器のスイッチをオンしました。これで、45分後には炊き立ての白米で実食できます。

さて、皆さんはこの「ふりかけ」という食品が、いつどこで、どのように生まれたのかご存知でしょうか。

その誕生には諸説ありますが、そのルーツのひとつとされているのが、この熊本県発祥の「御飯の友(ごはんのとも)」です。簡潔明瞭な商品名で潔いですね。

1913年(大正2年)、熊本の薬剤師・吉丸末吉氏が、当時の日本で課題となっていた食料事情、なかでもカルシウム不足を補うために考案。魚の骨を粉末にし、ご飯にかけて食べるというアイデアから誕生しました。

戦時中には兵士の栄養を支える食品としても重宝されるなど、時代を超えて人々の食生活を支えてきた存在なのです。

こだわりの素材と製法

1934年(昭和9年)、創業者である吉丸氏の想いとともに事業は二葉商事(現在の株式会社フタバ)へと受け継がれました。以来、100年以上にわたり、その味は大切に守られ続けています。

そんな「御飯の友」のおいしさを支えているのが、厳選された素材と丁寧な製法です。主原料は、全体の40%以上を占めるいりこ(煮干し)。選別は専門の従業員が担当し、脂の乗りや香り、食感まで細やかに見極めているそう。主に長崎産のいりこを使用し、年間を通して安定した味わいを実現するため、複数の種類をブレンドしているのもこだわりのひとつです。

ここで少し脱線しますが、皆さんは「いりこ」と「煮干し」のどちらで呼んでいますか。「いりこ=煮干し」の呼び分けはどこが境界線なのか気になったため、調べついでに探ってみました。

2024年に地図会社のゼンリンが全国でどのように読んでいるかの調査を行い、その結果を地図にして発表したものがあります。それによれば、「煮干し」と呼ぶのは北海道から兵庫県あたりまで、「いりこ」と呼ぶ地域は沖縄県から大阪府あたりまで、となっていました。関西エリアでは同県内でも地域によって違っている場所もあり、混じり合っているようです。

さて、話を「御飯の友」の味に戻しましょう。

味の決め手となるのが専用の醤油。さっぱりとしながらもほどよい甘辛さがあり、いりこの旨みを引き立てつつ、全体の味わいにしっかりとした軸をもたらしています。

こうして、いりこを丸ごと粉末にし、醤油などで味付けしたものを顆粒状に加工・乾燥。これで、サクサクとした軽やかな食感と、奥行きのある味わいが生み出されています。

「御飯の友」実食レビュー

お茶碗にもった白ご飯に「御飯の友」をふりかけた写真

いりこ、昆布、海苔、いりごま、卵と、シンプルながら旨みの詰まった素材がぎゅっと凝縮された「御飯の友」。まずはそのままひと口食べてみます。

香ばしさがふわっと広がり、醤油のコクもしっかり。魚の風味は感じられるものの、気になる生臭さはなく、まろやかで食べやすい印象です。「これはごはんにのせたら止まらなくなりそう」と期待が高まります。

続いて、熱々のごはんにオン。ごはん本来の甘みと、「御飯の友」の香ばしい塩気が絶妙に重なり、箸がどんどん進みます。シンプルなのに飽きのこない味わいで、子どもが夢中になるのも納得のおいしさです。

そのままはもちろん、卵焼きに混ぜたり、納豆に加えたり、チャーハンの味付けに使うのもおすすめとのこと。アイデア次第で楽しみ方が広がるのも魅力です。

「御飯の友 お土産パック25P」の写真

今回実食した「御飯の友 お土産パック25P」は、1食分ずつ小分けになっていて配りやすく、気軽な土産ものとしてもぴったり。何しろ軽いので、旅行先から持ち帰るのにも便利。日持ちするので、すぐに渡せないシーンでも安心です。

そして、毎日のごはんにさっとかけるだけで、手軽に栄養もおいしさもプラスできるのがうれしいところ。家族みんなで楽しめる一品として、常備しておきたくなる存在ですね。

熊本を訪れた際には、こうした背景やこだわりに思いを巡らせながら手に取ってみるのもおすすめ。長く愛され続けてきた理由を、きっと実感できるはずです。

熊本にあるフタバ本社の2階には直売所も併設されているそう。近くを訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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もっと知りたいあなたへ

株式会社フタバ
https://www.gohannotomo.co.jp/

本記事は筆者の見解・体験に基づくものであり、一部一般的な情報や公開資料を参考にしています。

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