旅行先で見かけるご当地フェイスマスク。地域の特産品や文化をモチーフにしたものが多く、お土産として購入する人も増えています。
最近では、地域で生まれる未利用資源や規格外農産物を美容成分として活用するなど、サステナブルな取り組みにつながる商品も数多く登場しています。今回は、全国各地の特色が詰まったご当地フェイスマスクを実際に使い比べてみました。香りや使い心地はもちろん、それぞれの地域ならではの素材や開発背景にも注目しながらレビューします。スキンケアを楽しみながら、その土地の魅力にも触れられる個性豊かなフェイスマスクの魅力をご紹介します。
富士山ぶどう ~マスカットの香り~ 「マスカットフェイスマスク」を使ってみた

最初に試したのは、マスカットのフェイスマスクです。今回使ってみたのは、甲州ブドウ由来の美容保湿成分「甲州ブドウエキスB」を配合したマスカットパックです。このパックは、富士山に一番近いと称される富士山ワイナリーで育てられた甲州ブドウを使用し、ワイン製造時に発生するワインパミス(残渣)から抽出した美容成分を配合しているそうです。
山梨県では年間約1万トンものワインパミスが廃棄されていると言われており、その資源を有効活用している点に魅力を感じました。環境に配慮しながら美容ケアができるのはうれしいポイントです。開封すると、ほんのりとマスカットの香りが広がります。
香りは強すぎず爽やかで、リラックスしながら使える印象でした。シートには20mLの美容液がたっぷり含まれており、手に取ると美容液がしっかり染み込んでいるのがわかります。顔にのせて約10分使用。パック中もほのかにマスカットの香りが続き、癒やされながらスキンケアができました。
使用後は美容液が肌にしっかり残り、触るとモチモチとした感触に。肌が柔らかくなったように感じました。翌日もみずみずしさが続いており、乾燥が気になる時のスペシャルケアにもぴったり。香りと保湿感の両方を楽しめる、満足度の高いパックでした。
栃木県・美土里農園コラボ商品「いちご ジューシーフェイスマスク」を使ってみた

続いて試したのは、栃木県のいちご農家「美土里農園」とコラボレーションした「いちご ジューシーフェイスマスク」。パッケージもいちごをイメージしたかわいらしいデザインで、思わず手に取りたくなるアイテムです。
このフェイスマスクには、美容成分として「栃木県産いちご果実エキス(保湿成分)」を配合。さらに、使用されているいちごは、形や大きさなどの理由で市場には出回らない規格外品を活用しており、フードロス削減にも配慮したサステナブルな商品となっています。
実際に使ってみると、袋を開けた瞬間から甘いいちごの香りがふんわり。人工的すぎないやさしい香りで、スキンケアタイムが癒やしの時間になります。
シートには細かな切り込みが入っているため、顔の凹凸にフィットしやすく、密着感も十分。液だれしにくく、ストレスなく使用できました。
パックを外したあとは、肌がしっとりとうるおい、保湿感をしっかり実感。ベタつきは少なく、乾燥によるつっぱり感も気になりませんでした。特に乾燥が気になる季節や、うるおいをしっかりチャージしたい日におすすめしたいフェイスマスクです。
ねぶたフェイスパック 阿弖流為(アテルイ)を使ってみた

続いて使用したのは、「ねぶたフェイスパック 阿弖流為(アテルイ)」です。東北の雄として知られる阿弖流為をモチーフにしたフェイスパック。まず目を引くのが迫力のあるデザイン。パッケージだけでなくシートにもインパクトがあり、開封前から楽しめる商品です。
開封すると、シートの裏表が分かりやすくなっていて装着しやすいと感じました。実際に顔につけてみると、阿弖流為の力強い表情がそのまま再現されていて、思わず鏡を見て笑ってしまうほどのインパクト。ねぶたフェイスパックは全部で4種類あるようで家族や友人と一緒に使っても盛り上がりそうです。
美容液は適度に含まれていましたが、ひたひたというほどではなく、パックを取り出した後袋の中を見てみると美容液が比較的多く残っていました。もったいないので、残った美容液は首や腕、足など全身に塗って活用しました。
使用感はさっぱりとしていて、これからの季節にぴったりなパックだと感じました。スキンケアを楽しみながら青森のねぶた文化にも触れられる、ユニークなフェイスパックでした。
ちゅらら「シーサーマスク」を使ってみた

続いてご紹介するのは、見た瞬間に思わず笑顔になる「シーサーマスク」。マスク全体にシーサーの顔がデザインされており、顔につけるとまるでシーサーに変身したような姿になります。インパクト抜群で、思わず写真を撮りたくなるユニークなフェイスマスクです。
見た目はカラフルですが、成分にもこだわりが。沖縄産の植物エキスを配合し、無色素・無香料・パラベンフリーの日本製なので、自分用はもちろん、海外へのお土産にも喜ばれそうです。
実際に使ってみると、シーサーのたてがみ部分に細かな切り込みが入っているため、顔のラインにしっかりフィット。密着感があり、つけ心地も快適でした。ふと鏡を見た瞬間、シーサーになった自分の姿に思わず笑ってしまうほど。友人や家族と一緒に使って写真を撮れば、盛り上がること間違いなしです。
使用感は、シートに美容液がたっぷり含まれていて、肌がしっとりとうるおう印象。ベタつきは少なく、すっきりとした使い心地でした。無香料なので香りが苦手な方でも使いやすく、見た目の楽しさだけでなく、フェイスマスクとしても満足できる一枚です。
「新之助シートマスク」を使ってみた

続いて試したのは、「新之助シートマスク CICA 7枚入り」。新之助とは、新潟県を代表するブランド米「新之助」のこと。その新之助由来の成分を使用したスキンケアシリーズで、シートマスクのほか、化粧水や乳液なども展開されています。
今回使用したのは、長岡花火をデザインした限定パッケージ。鮮やかな花火が描かれたデザインは、新潟らしさが感じられ、お土産にもぴったりな一品です。
シートには、新之助コメエキス(保湿成分)を配合した美容液をたっぷり使用。さらに、肌荒れや乾燥を防ぐ整肌成分として注目されている「CICA(シカ)」も配合されており、毎日のスキンケアにも取り入れやすい処方です。
実際に使ってみると、シートは適度な厚みがあり、細かくスリットが入っているため、顔の凹凸にもぴったりフィット。美容液もたっぷり含まれていて、心地よく密着してくれました。
パックを外したあとにまず感じたのは、肌のツヤ感。しっとりとうるおうだけでなく、つるんとなめらかな肌に整ったような印象でした。翌日も肌のしっとり感が続いており、保湿力の高さを実感できました。7枚入りなので毎日の保湿ケアにも取り入れやすく、デイリー使いしやすいシートマスクです。
今回ご紹介したご当地フェイスマスクは、それぞれの地域ならではの素材や文化、ストーリーが詰まった個性豊かなアイテムばかりでした。保湿や使い心地はもちろん、規格外農産物や未利用資源を活用した商品など、地域資源を生かした取り組みに触れられるのも大きな魅力です。
旅行のお土産や自分へのご褒美としてはもちろん、家族や友人と一緒に楽しめるものも多く、スキンケアをしながら全国各地の魅力を身近に感じることができました。気になるご当地フェイスマスクがあれば、ぜひ一度試してみてください。
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本記事は筆者の見解・体験に基づくものであり、一部一般的な情報や公開資料を参考にしています。