クラフトリリース
2026.10.23

茨城の新名物は?「シン・いばらきメシ総選挙2026」を現地レポ&実食!

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10月10日から12日までの3日間、茨城県内各地の自慢のグルメが一堂に会し、新たなご当地名物のグランプリを決める「シン・いばらきメシ総選挙2026」が水戸市で開催されました!県内44市町村が参加し、地元の食材や食文化を生かした料理から、見た目にもインパクトのあるスイーツまで、各地域の個性が光る新たなご当地グルメ が集結。
開催に先立ち、大井川和彦茨城県知事や、特別審査員を務めるお笑いトリオ「3時のヒロイン」が登壇したキックオフイベントの様子は、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。

今回は、最終日の10月12日に会場を訪れた様子をレポートします。会場の雰囲気や行列の様子、実際に食べた2品の感想に加え、気になったグルメも紹介します!

会場は昭和初期の旧県庁舎「三の丸庁舎」

三の丸庁舎の画像

今回の会場となったのは、水戸市にある茨城県庁三の丸庁舎。1930年に建てられた旧茨城県庁の本庁舎で、ドラマのロケ地としても使用されることもある建物です。
まず目を引くのが、近世ゴシック様式を取り入れた重厚な外観 。左右対称の堂々とした姿からは、歴史ある建物ならではの重厚感が伝わってきます。館内にも、大理石の階段や年代物のシャンデリア、時計、市松模様の石張りの床など、昭和初期の面影が残されているそうです。
今回はイベントが目的だったため、建物をじっくり見学することはできませんでしたが、少し通っただけで、細部まで丁寧につくられた昔の建築の魅力を感じられました。
「シン・いばらきメシ総選挙2026」はこの歴史ある建物周辺のスペースを大々的に使って開催されました。

最終日は大にぎわい!売り切れのグルメも

会場に到着したのは午前11時ごろ。各市町村のブースがずらりと並び、お祭りらしい活気にあふれています。今回は、以前から気になっていたグルメをいくつかピックアップ。本当は全部食べてみたかったのですが、そのなかから実際に食べた2品を紹介します。

実食① シン・かしまし豚丼~常陸乃国しらすとともに~(鹿嶋市)

「シン・かしまし豚丼~常陸乃国しらすとともに~」の画像

最初に向かったのは、鹿嶋市の「シン・かしまし豚丼~常陸乃国しらすとともに~」。ひときわ長い行列ができていましたが、スタッフの連携がよく、列はスムーズに進んでいきます。
実は、今回のメニューの前身となる「シン・かしまし豚丼」は、各種イベントやメルカリスタジアムのスタジアムグルメとして親しまれている人気メニュー。鹿島アントラーズの試合開催日には毎試合行列ができるほどで、前回の総選挙でも事前投票から総選挙2日目まで得票数1位を獲得。さらに、協賛企業特別賞を最多となる3賞受賞した実績もあります。そんな人気メニューが、今回はさらに進化した一杯となって登場しました!

使用されているのは、鹿嶋市の山本ファームが育てるブランド豚「かしまし豚」です。養豚業60年以上の実績を持ち、太平洋からの海風が吹き抜ける環境で育てられているそう。肉質はきめ細かく、やわらかいのが特徴で、飼料にはウコンや海藻、ガーリックなども取り入れているとのことです。
そこに合わせているのが、常陸乃国のしらす。豚肉としらすという、一見意外な組み合わせですが、実際に食べてみると相性のよさに納得しました。肉のうまみと海の幸を一緒に楽しめる、贅沢な一杯です。さらに、添えられた辛味噌がいいアクセントに。しっかり辛さがあるものの、味に変化をつけてくれるので、最後までおいしく食べられました。

実食② どーなっとぅ?(河内町)

「どーなっとぅ?」の画像

もう一品は、スイーツ部門に出品されていた河内町の「どーなっとぅ?」。
商品名も見た目もインパクト抜群。納豆の容器に入ったアイスとドーナツが目を引きます。よく見ると、からしまで付いているというこだわりよう。
その正体は、納豆パウダー入りの米粉ドーナツと、納豆入りの伸びるバニラアイスを組み合わせたスイーツ。納豆には茨城県の「だるま納豆」を使用し、グルテンフリーにもこだわっているそうです。

食べ方は、「混ぜる」「びよ〜んと伸ばす」「ドーナツをディップして食べる」の3ステップ。アイスはトルコアイスのように少し粘り気があり、混ぜるとねばねばとした独特の感触。実際に食べてみると、甘じょっぱくておいしい!そして、気になるのが付属のからし。恐る恐る付けてみると、味が引き締まり、また違ったおいしさに。まさかスイーツにからしを付けるとは思いませんでしたが、意外にも相性のよさを感じました。
納豆という茨城らしい食材を、意外性のあるスイーツに仕立てた「どーなっとぅ?」。驚きと遊び心が詰まった一品でした。

食べられなかったけれど気になった注目グルメ2選

会場には気になるグルメがまだまだありました。残念ながら、時間の関係で食べられませんでしたが、せっかくなので地域の食材やアイデアが詰まった2品も紹介させてください。

・笠間栗のグラタンバーガー(笠間市)
栗の産地として知られる笠間市から登場したのは、「笠間栗のグラタンバーガー」。
バーガーとモンブランを組み合わせるという、思い切った発想が目を引きます。栗の魅力をぎゅっと詰め込んだバーガーは、まさに栗の産地ならでは。甘い栗と肉料理はどんな味わいだったのか、気になる一品でした。

・大成女子高考案!花咲く至福のティラミス
こちらは、地元の高校生のアイデアから生まれたティラミスです。
生徒たちが「地元の魅力を知ってほしい」という思いを込めて考案。那珂市のカボチャと城里町の古内茶を使い、仕上げには那珂市のエディブルフラワーを飾っています。地元の食材を組み合わせ、高校生ならではの発想で一品にまとめているところが魅力的です。

地域の名産品だけでなく、地元の若い世代の挑戦にも出会えるのが、このイベントの面白さ。こうしたグルメをきっかけに、地域の食材や生産者について知る人も増えそうです。

表彰式でグランプリが決定!出店者の思いが実を結ぶ

最終日、表彰式の画像

イベントの最後には、いよいよ表彰式が行われました。
舞台の横には、各ブースののぼりを持った出品者のみなさんがずらりと集合。3日間の熱い戦いを終えた姿は、まるで戦の後の武士のようで、とてもかっこよく見えました。
受賞者の名前が呼ばれると、喜びのあまり涙を流す方の姿も。グルメそのもののおいしさだけでなく、地域の魅力を伝えようとする出店者たちの思いが感じられる場面でした。

今回の総選挙では、イベント前に食べてみたいグルメを選ぶ「事前投票」と、会場で実際に食べた人が気に入ったグルメに投票する「総選挙会場での投票」が行われました。それぞれの投票結果をもとにファイナリストが選ばれ、最終的には食のプロである審査員による審査を経て、各部門のグランプリが決定します。
そんな熱い戦いを制し、栄えあるグランプリに輝いたのは、どのご当地グルメだったのでしょうか?一般料理部門とスイーツ部門、それぞれの上位3品を紹介します。

一般料理部門

一般料理部門グランプリ、「シン・かしまし豚丼~常陸乃国しらすとともに~」の公式画像

1位 鹿嶋市「シン・かしまし豚丼~常陸乃国しらすとともに~」
2位 五霞町「五霞包(ゴカバウ) ~シン・茨城五目カリッ・ふわっ・トロツ食感~」
3位 つくば市「常陸もつ煮込みうどん~酒粕仕立て〜」

一般料理部門では、私が実際に食べた鹿嶋市の豚丼がグランプリに!行列に並んで食べた甲斐があったと感じる、うれしい結果でした。審査委員長を務めた植野氏からは、「常陸乃国しらす」と「かしまし豚」のバランスが面白いとのコメント。豚肉のうまみとしらすの組み合わせが、審査員の評価にもつながったようです。

スイーツ部門

スイーツ部門グランプリ、もっちりんごSUN〜チーズケーキのベーグルサンド〜の公式画像

1位 日立市「もっちりんごSUN〜チーズケーキのベーグルサンド〜」
2位 五霞町「シン・茨城OIMOンブラン」
3位 守谷市「蜜芋チーズ最中」

スイーツ部門のグランプリは、日立市の「もっちりんごSUN〜チーズケーキのベーグルサンド〜」!
審査員からは、茨城県産りんごの新たな魅力を発信できる点に加え、美しい断面や片手で食べられる手軽さも評価されたそうです。茨城のりんごという新たな可能性を感じさせる、見た目にも工夫が光るスイーツが栄冠を手にしました。
そのほか、「協賛企業特別賞」も設けられ、受賞者には賞金や航空券のほか、商品化や販路拡大につながる支援も用意されているそうです。イベントで注目を集めて終わりではなく、その先の販売や地域の活性化につなげようとしているところも印象的でした。ここから新たな茨城名物が生まれるかもしれないと思うと、今後の展開が楽しみです。

茨城の新しい名物と地域の魅力に出会えるイベント

「シン・いばらきメシ総選挙2026」には、県内44市町村から82のグルメが集まり、3日間で約6万3,000人が来場しました。
人口が県内で最も少ない町も、地元の高校生も、大きな市と同じ舞台に立って自分たちのグルメをアピールできる。それが、このイベントの大きな魅力だと感じました。
私自身、茨城にルーツがあるわけではありません。それでも、会場で繰り広げられる熱い戦いを目の前で見たことで、これまで知らなかった町の名前が少し身近になった気がします。
ご当地グルメというと、昔から親しまれている名物を思い浮かべがちですが、新しい名物は、こうした挑戦の積み重ねから生まれていくのかもしれません。

そして、今回食べられなかったグルメにも、まだまだ心残りがーー。そんななか、うれしいお知らせがありました!
2027年2月7日には、鹿嶋市で出品グルメが再集結するイベントが開催される予定です。2024年開催時のグルメも登場するとのこと。今回食べ逃した一品や、気になっていたグルメを味わうチャンスになるかもしれません。

茨城の新しい食の魅力に出会い、地域の人たちの思いにも触れられる「シン・いばらきメシ総選挙」。気になるグルメがある方は、ぜひ次の機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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もっと知りたいあなたへ

シン・いばらきメシ総選挙 公式サイト
https://www.ibarakigourmet-guide.pref.ibaraki.jp/

本記事は筆者の見解・体験に基づくものであり、一部一般的な情報や公開資料を参考にしています。

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