クラフトリリース
2026.8.14

初夏のご褒美。メロン王国・茨城が誇るオリジナルメロン「イバラキング」

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初夏になると、密かに楽しみにしているものがあります。
茨城県出身の上司が会社に送ってくれる、地元のメロンです。

茨城愛の強い上司で、この時期になると毎年のように故郷のメロンを届けてくれます。聞けば、ご両親がJA全農いばらき直営の直売所へ直接買いに行っているそう。市場やスーパーを通さずに購入するため、少しお得に手に入るのだとか。そんな話を聞くたびに、「地元の人ならではの買い方だなあ」と羨ましくなります。

茨城県はメロンの生産量日本一。その中でも今回は、茨城県オリジナル品種「イバラキング」を食べた感想をお届けします。

メロン王国・茨城県

メロンと聞くと、北海道の夕張メロンや静岡県のクラウンメロンを思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし実は、茨城県が生産量日本一を誇るメロンの一大産地です。
県内では主に鉾田(ほこた)市を中心にメロン栽培が盛んで、温暖な気候や水はけの良い土壌といった恵まれた自然環境を生かした、高品質なメロンづくりが行われています。春から初夏にかけては直売所や観光農園にも多くの人が訪れ、県を代表する特産品として広く親しまれています。

茨城県で栽培されるメロンにはさまざまな種類があります。果肉がオレンジ色の「クインシーメロン」、爽やかな甘さが特徴の「アンデスメロン」、高級品種として知られる「アールスメロン」など、それぞれに異なる魅力があります。そして、茨城県が独自に開発したオリジナル品種が「イバラキング」です。

上司のご家族がよく利用している直売所では、毎年4月中旬から6月末頃まで「メロンフェア」が開催されています。さまざまな品種のメロンが店頭に並ぶだけでなく、生メロンソフトなど、メロンを使ったオリジナルスイーツも販売されているとのこと。話を聞いているだけでもわくわくしてしまいます。いつか現地を訪れて、旬のメロンの食べ比べを楽しんでみたいものです。

イバラキングとは

今年いただいたのは、その「イバラキング」。名前のインパクトは前から知っていましたが、実際に食べる機会はなかなかありませんでした。箱を受け取った瞬間から、自然と気分が高まります。

イバラキングは、茨城県が約10年の歳月をかけて開発した青肉メロンです。2000年代初頭から品種開発が進められ、2010年に品種登録されました。全国の産地との競争が激しくなるなか、「茨城県ならではのブランドメロンをつくりたい」という思いから誕生した品種です。

名前は、「茨城」と「KING(王様)」を組み合わせたもので、公募によって選ばれました。 県内はもちろん、近年は首都圏の百貨店や青果店でも見かける機会が増えています。地域農業を支えるブランドとして、生産者たちが丁寧に育ててきたメロンです。

実食 半分に切ると現れる、美しい黄緑色

メロンを二つに切ったときの断面の画像

箱を開けると、丁寧にネットに包まれた大きなメロンが現れました。メロン特有の美しい網目模様はまるで工芸品のよう。ずっしりとした重みもあり、「これはおいしいに違いない」という期待感が自然と膨らみます。

普段、自分のために高級な果物を買うことはあまりありません。スーパーで「おいしそうだな」と思いつつも、結局別のものを手に取ってしまうことがほとんど。だからこそ、丸ごとのメロンを目の前にすると、少し特別な気持ちになります。

熟しているかな、食べごろかなと少しドキドキしながら包丁を入れてみると、現れたのはみずみずしい黄緑色の果肉。中心部から外側に向かって少しずつ色が変化するグラデーションが美しく、思わず見とれてしまいました。果肉はつやつやと輝き、切った瞬間からほんのり甘い香りも広がって、早く食べたい気持ちが抑えられません。

ただ、その前に種を取り除く作業があります。
ここで、隣でメロンを我が子を見るような目線で眺めていた上司からアドバイスが飛んできました。
「種の周りが一番甘くておいしいから、あまり削りすぎない方がいいよ」
そう言いながら見本まで見せてくれたので、私も実践。なるほど。
何も聞いていなかったら、大雑把な私は種の部分をごっそり取り除いていたかもしれません。危ない、危ない。

メロンの種を取り除いている画像

甘くて瑞々しい。思わず笑顔になるおいしさ

カットされたメロンの画像

そして、いよいよ実食です。
ひと口食べた瞬間に感じたのは、とにかく圧倒的な瑞々しさ。果汁がじゅわっと広がり、口いっぱいに甘さが満ちていきます。
果汁の量が本当にすごい。果肉は驚くほどやわらかく、少し大げさかもしれませんが「歯がいらない」と感じるくらいなめらかです。スッと力を入れるだけで果肉がほどけ、口の中でとろけるように広がっていきます。

一方で、皮に近い部分には少しシャキッとした食感が残っています。中心部はとろけるようなやわらかさ、外側はほどよい歯ごたえ。ひと切れの中で異なる食感を楽しめるため、最後まで飽きずに食べられます。甘さはしっかりあるのに重たさはなく、後味はすっきり。気づけば次のひと口、また次のひと口と、手が伸びていました。

一玉のメロンから知った茨城の魅力

イバラキングを食べながら感じたのは、ただおいしい果物を味わっているだけではないということです。

茨城県が日本一のメロン産地として知られるのは、自然に築かれたものではありません。生産者が品質向上に取り組み、ブランドづくりを続けてきたからこそ、多くの人に愛されるメロンが生まれています。イバラキングも、そうした取り組みから誕生した茨城県オリジナル品種の一つです。 

今回こうして味わったことで、「おいしいメロンだった」で終わるのではなく、その背景にある産地の努力や地域の誇りにも自然と目が向きました。

上司が毎年送ってくれるイバラキングは、私にとって初夏の楽しみであると同時に、茨城という土地の魅力を教えてくれる存在でもあります。来年もまた、この季節がやってくるのが今から楽しみです。

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もっと知りたいあなたへ

観光いばらき
https://www.ibarakiguide.jp/

本記事は筆者の見解・体験に基づくものであり、一部一般的な情報や公開資料を参考にしています。

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