2025.12.26

ふるさと納税コレにしよっ(8)家庭で九州地鶏の本格焼き鳥〜宮崎県宮崎市〜

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皆さん、宮崎県と聞いて何を思い浮かべますか?

各種スポーツのキャンプが多数行われることでも有名ですし、一昔前には「どげんかせんといかん」と県を盛り上げた知事もいましたね。

そんな宮崎県、広い海域に接しているため魚介類が豊富に水揚げされ、水産業も盛んなのですが、どちらかといえば宮崎牛やみやざき地頭鶏(じとっこ)に代表される畜産業が有名です。

鶏肉は生産・消費ともに日本有数、全国一位となる年もある宮崎県。今回はそんな宮崎県宮崎市の焼き鳥をふるさと納税返礼品として選びましたので、実食レビューとともに宮崎市の魅力をお伝えします。

南国の風が吹く街、宮崎市へ

日南海岸 堀切峠の画像

九州の南東に位置する宮崎県宮崎市。年間を通して日照時間が長く、「日本のひなた」と称されます。九州山地が北風を遮ってくれることから、冬でも温暖な気候で、その風景はさながら南国リゾートのようです。こういった気候の良さから、オフシーズン中の各スポーツ選手がキャンプや自主トレを行うことでも知られています。

南国リゾートの雰囲気を目いっぱい楽しむなら「青島(あおしま)」がおすすめ。宮崎空港から車で約15分ほどの場所にあるので、ツーリストにとってもアクセス抜群。周囲1.5キロほどの小さな離島ですが、九州本土から繋がる弥生橋(やよいばし)を歩いて渡ると、そこにはビロウジュをはじめとする亜熱帯性植物が多く茂り、一気に南国の雰囲気が漂う魅力的な場所です。

青島の鬼の洗濯板の画像

島の中央に鎮座する青島神社は縁結びにご利益があると大人気。島を取り囲むように広がる奇岩群「青島の隆起海床(りゅうきかいしょう)と奇形波蝕痕(きけいはしょくこん)」は国の天然記念物に指定されています。舌を噛みそうな名称ですが、これはとても貴重な自然の造形物です。遠くからみると巨大な洗濯板のように見えることから、「鬼の洗濯板」と呼ばれており、満ち潮と引き潮では全く異なる表情を見せてくれます。自然に作られたとは思えない、不思議な造形の奇岩群、一見の価値あり、です。

マンゴーも地鶏も。宮崎市の「うまい」を巡る

宮崎県の名産品といえば、やはり宮崎マンゴー。そして、日向夏やきんかんなどの柑橘類も有名です。さらに、宮崎のブランド黒毛和牛である宮崎牛は、5年に1度開催される「全国和牛能力共進会(通称:和牛のオリンピック)」で、史上初めて最高賞の「内閣総理大臣賞」を4大会連続で受賞した、名実ともに日本一の和牛です。

これらももちろん魅力的なのですが、やはり宮崎県といえば、「鶏」ではないでしょうか。全国でも有数の鶏の産地である宮崎県からは、多くの養鶏農家さんが手塩に掛けて育てた鶏が全国に出荷されています。

もともと正月や祝い事の際に鶏肉が振舞われる風習があったことから、宮崎県では鶏肉は今でも日常の食卓に欠かせない存在なのだそうです。宮崎発祥のチキン南蛮や鶏の炭火焼などは、今や全国区の人気ですね。

鶏の炭火焼を七輪で焼いている画像

ちなみに鶏の炭火焼、その真っ黒な見た目から初めて食べる時は少し躊躇してしまう人も多いようですが、「焦げ」ではないのでご安心を。炭火の上で鶏を網焼きにすると、鶏から出る脂が炭に落ち、その脂が炭火で燃え上がって大量の煙が上がります。この煙で燻されることで、スモーキーな香りとともに表面に黒い色が付くのです。この黒い色はうまみの証。ぜひとも本場で味わってみたいものです。

「おかわり不可避」な焼き鳥、ここにあり

それではいよいよ返礼品の焼き鳥を実食レビューです。

今回注文したのは「若鶏の焼き鳥60本セット」。モモ、皮、砂肝、カタ肉、ぼんじり、せせりと焼き鳥の王道を含む6部位が10本ずつ入ったお得感満載の返礼品です。「全部の部位を食べてみたい!」ということで、少し多めに塩コショウを振ったら、ホットプレートで全種類を焼いていきます。

ホットプレートで焼いている焼き鳥の画像

しっかり身の締まったお肉は、丁寧に串打ちされており、ホットプレートで焼いていても崩れる気配などはありません。片面を3分ほど焼いた後は裏返して蓋をし、5分ほど蒸し焼きにしていきます。最後に蓋を外して再度裏返してもう2分ほど焼いたら完成です。焼き進めていくうちに身からはどんどん脂が溢れ出し、香ばしい香りが広がりました。すでにお腹はペコペコです。

焼き鳥一人前とビールの画像

完成したのがこちら。ホットプレートでもきれいな焼き目の焼き鳥ができあがりました。焼く前よりもキュッと締まって一回り小ぶりになった焼き鳥ですが、それでも十分な大きさです。それでは一本ずつ、順にいただいていきましょう。

まずは定番のモモから。身はプリプリで、柔らかいながらも程よい弾力、噛むほどにジュワっと肉汁が溢れ出し、うまみが口いっぱいに広がります。気分を盛り上げるため、飾りで用意したはずのビールに自然と手が伸びてしまいました。少し多めに振った塩コショウが良いアクセントになっています。脂乗りの良いジューシーなお肉なので、塩分は少し多めかなと思うぐらいでちょうどよい、という印象です。

次はぼんじりとせせり。ぼんじりはとても柔らかく、ひと噛みごとに鶏の脂の甘みが溶け出します。せせりは程よく締まった身にうまみがグッと詰まっていて、個人的には大好きな部位の一つです。こちらのせせりも例に漏れず、うまみの詰まった非常においしい一本でした。

続いては砂肝。砂肝らしいコリコリとした食感が楽しく口の中で弾けます。冷凍の焼き鳥ということで、実は少しだけ硬くてうまみの少ないものが送られてくるかもと想像していましたが、そんなことは全くありません。筋が残ることもなく、最後までしっかりと楽しむことができました。

次は希少部位のカタ。別名振袖と呼ばれるこちらのお肉は手羽元とムネの間の肩の部分ですが、一羽から取れる量が少ないのでなかなかお目にかかることは少ないもの。そんな希少部位まで食べられるなんて、嬉しい限りです。実際に食べてみると、最初はムネ肉のような淡白さを感じますが、噛むほどに肉汁が溢れ、最後はジューシーな印象に一変。手羽元とムネ肉の良いとこどり、といったところでしょうか。何とも贅沢な一本でした。

そして最後は皮。口に入れた瞬間はカリっと、噛み進めるとプニプニとした皮独特の食感。自画自賛ながら完璧な仕上がりの焼き加減でした。焼いている時に出た脂で揚げたようになったのも良かったのかもしれません。程よい脂と噛むほどに溢れるうまみは、とても冷凍のクオリティとは思えません。個人的No.1部位の皮、ビールのおかわりは不可避でした。

まだまだおかわりをしたいところですが、独り占めも良くないので残りは編集部メンバーにおすそ分け。一様に、「すごくおいしい」「冷凍とは思えない!」「お店の味!」と大絶賛。大量の焼き鳥を前に、ちょっとしたパーティのような、楽しい空間が広がりました。

ふるさと納税で出会った南国の「ふるさと」

宮崎市はその温暖な気候に南国のような風景、そしておいしいグルメの数々、と魅力の詰まった場所でした。次は、青島の鬼の洗濯板を見に行こうか、あるいは、宮崎牛を味わいに旅してみようか――。ふるさと納税は、そんな「次の一歩」をそっと後押ししてくれる存在かもしれません。

また一つ、素敵な「ふるさと」と出会いました。次のまちとの出会いも楽しみにしたいと思います。

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もっと知りたいあなたへ

宮崎県公式観光サイト 「みやざき観光ナビ」
https://www.kanko-miyazaki.jp/
宮崎市観光サイト 「Miyazaki City Tourism」
https://www.miyazaki-city.tourism.or.jp/

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本記事は筆者の見解・体験に基づくものであり、一部一般的な情報や公開資料を参考にしています。

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