鎌倉の洋菓子店LESANGES(レ・ザンジュ)〜魅惑のクッキー缶〜

歴史と自然が調和する鎌倉は、四季の風景や寺社めぐりが楽しめる美しい街。あじさいや紅葉の名所として知られ、和菓子はもちろん、洋菓子の名店も多く、甘いもの好きにもたまらない観光地です。
そんな鎌倉で注目を集めているのが、1982年創業の洋菓子店「LESANGES(レ・ザンジュ)」です。今回は、オンラインでも購入できる人気のクッキー缶「プティ・フール・サレ」と、期間限定の「TOLOKUM(トロクム)」を実際に味わってみました!
レ・ザンジュ鎌倉本店
まずは、レ・ザンジュの世界観がもっとも感じられる鎌倉本店をご紹介します。
春にはシンボルツリーのミモザが咲き誇るレ・ザンジュ鎌倉は、鎌倉の姉妹都市である南フランス・ニースの別荘をモチーフに、1982年誕生しました。
店名は、ニース正面に広がる「天使の湾(Baie des Anges/ベイ レ ザンジュ)」からのインスパイア。穏やかな南フランスの雰囲気が漂う空間で、季節のケーキやとっておきの紅茶が楽しめます。
鎌倉の風景に溶け込む、洗練された店舗デザインも魅力のひとつ。特に本店は、鎌倉駅徒歩3分ほど。アクセス抜群なので、観光の合間のティータイムに訪れる人が後を絶ちません。
本店のほかにも西鎌倉店や横浜など、神奈川県内に全8店舗を展開中。一部の商品はオンラインストアで購入できるので「家でレ・ザンジュのお菓子が楽しめる!」と、EC派にも大人気です。
大人の味、お酒と一緒に楽しみたい!「プティ・フール・サレ」

「プティ・フール・サレ」は、ミネラル豊富で繊細な風味が特徴のフランス産ゲランド塩を使用した、4種類の塩味クッキーの詰め合わせ。
丁寧に包装されていて、開封するのが惜しくなるほど。缶のデザインもまるで外国の本のようなおしゃれな雰囲気です。蓋を開けると、ふわっと広がるハーブとチーズの香りが食欲をそそります!

クッキーは、一口サイズの4種類のフレーバー。バジル(写真左上)、トマト&オレガノ(右上)、ゴーダチーズ(左下)、レッドチェダーチーズ(右下)と、ちょっと珍しいラインナップ! どれから食べようか迷うのも楽しいもの。
まずはバジル。ドライスイートバジルとジェノベーゼペーストの2種類が練り込まれていて、香りも味もしっかりバジル! 後味にほんのり塩気が効いていて、クセになる味わいです。
次はトマト&オレガノ。ほろほろっとした繊細な食感で、私好みのクッキー。ドライトマトとオレガノが練り込まれていて、ハーブ特有のほろ苦さを感じつつ、後味にはほんのりトマトの甘みが。大人の味といったところでしょうか。
チーズ系は、ゴーダとレッドチェダーの2種類。それぞれ色味も違っていて、食べ比べが楽しく捗ります。ゴーダチーズは甘じょっぱくてまろやか、レッドチェダーはしっかり塩気が残る味わいです。チーズ好きにはたまらない一品で、これは絶対赤ワインです!
どれも甘さ控えめで、素材の風味がしっかり楽しめるのが魅力。ついつい手が伸びてしまう美味しさに、リピーターが多いのも納得です。おしゃれな缶入りで、贈り物にもおすすめ。甘いものが苦手な人や、お酒を楽しむシーンにもよく合います。特別な時間を彩る、大人のためのクッキー缶です。
トルコの伝統菓子をアレンジ「TOLOKUM(トロクム)」

宝石のように華やかな見た目の「TOLOKUM(トロクム)」は、トルコの伝統菓子「ロクム(ターキッシュデライト)」を日本人の嗜好に合わせてアレンジしたお菓子。トルコでは、特別な日やお祭りで親しまれていて、映画『ナルニア国物語』に登場することでも知られています。
レ・ザンジュでは、ロクムをフランスの砂糖菓子「パート・ド・フリュイ」のようなフルーティーな味わいに仕上げ、「とろけるロクム」を目指して開発しました。
フレーバーはフランボワーズ、キウイ、オレンジの3種類。
サイズは小さめですが、しっかりとした厚みがあり、見た目の印象も◎。ひと口かじると、シャリッとした砂糖のコーティングが印象的で、ほんのり歯形がつくような弾力。口の中ではフルーツのほどよい酸味と、甘くとろける食感が面白いですね。
トルコではコーヒーと一緒に楽しむのが一般的ですが、レ・ザンジュおすすめの食べ方は紅茶や白ワイン。どの組み合わせも試してみたくなります。
新しいお菓子や珍しい食文化に興味がある人にぴったりのアイテムは、期間限定・数量限定です。見かけたら試してみて!
レ・ザンジュから始まる、鎌倉満喫プラン
今回はオンラインで購入しましたが、実店舗を訪れると、さらにレ・ザンジュの魅力が感じられますよ。
鎌倉本店は、鎌倉を訪れるたびに「じゃあ行こうか」と、つい足を運んでしまうお店のひとつ。ここから、鎌倉の一日をスタートさせるのもステキな過ごし方です。JR鎌倉駅からすぐの場所にある店舗は、鎌倉散策の出発点としてもおすすめです。
というのも、午後、とくに15時前後は混み合うことがあるんです。ですから、開店直後の比較的空いている時間に訪れて、まずはゆったりとお菓子を楽しんで。これから始まる鎌倉めぐりのパワーをチャージしましょう。
次に「鶴岡八幡宮」で鎌倉の歴史や文化に触れ、「小町通り」で地元の特産品やお土産を楽しむのはいかが? 時間に余裕があれば、自然に囲まれた「長谷寺」で四季折々の花々を眺めながら、のんびり過ごすのも素敵ですね。
最後は、「由比ヶ浜」の美しい海を眺め、旅の締めくくりに心癒されるひとときを。
「手ぶらでは帰りたくない」という方は、レ・ザンジュの店頭に並ぶクッキー缶やショコラをどうぞ。とくに「プティ・フール・サレ」は、定番中の定番。ご自宅でお酒と一緒に楽しんだり、大切な方への贈り物にしたり、もいいですね。
レ・ザンジュを起点に、鎌倉ならではの風情を感じる、充実した一日が楽しめますよ!

今回は、レ・ザンジュ鎌倉の「プティ・フール・サレ」と「TOLOKUM(トロクム)」をご紹介しました。
鎌倉らしさがぎゅっと詰まったレ・ザンジュのお菓子。旅のおともにも、おうち時間のごほうびにもぴったり。鎌倉の風を感じながら、レ・ザンジュのお菓子で心豊かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
もっと知りたいあなたへ
LESANGES(レ・ザンジュ) https://www.lesanges.co.jp/