山梨県土産の決定版。桔梗信玄餅「定番・極・吟」魅惑の3種を食べ比べ
山梨県を代表する銘菓「桔梗信玄餅」。そのパッケージは赤や青の小花柄がレトロでかわいく、見たことや食べたことがある方も多いはずです。
私もその魅力に取り憑かれた一人で、何度も味わっていますが、食べる前の儀式もまた楽しみの一つです。カップにたっぷり入ったきな粉に別添えの黒蜜をかけ、こぼさないよう慎重にすくって餅・きな粉・黒蜜を一緒に味わう。この一連の工程すべてが、毎回ワクワクを与えてくれます。
そんな信玄餅に、なんと3種類の味を一度に堪能できる「味くらべ」があるのはご存じでしたか?今回は、実際に「桔梗信玄餅 味くらべ」を食べてみた感想をお届けします。
ロングセラー!「桔梗信玄餅」を生んだ桔梗屋とは
桔梗信玄餅を作っているのは、山梨県笛吹市に本社を構える和菓子メーカー「桔梗屋」。1889年創業の老舗で、長く愛される和菓子を作り続けています。看板商品の信玄餅のほか、季節のどら焼きやおまんじゅう、上生菓子なども販売しています。
本社の近くには「桔梗信玄餅工場テーマパーク」があり、個人でも気軽に無料で工場見学が可能です。そのほか、信玄餅の詰め放題や、桔梗屋オリジナルのスイーツを味わえるカフェスペースも充実しており、見どころがたくさん!観光がてら立ち寄っても、子どもから大人まで楽しめる、人気の和菓子スポットです。
「桔梗信玄餅 味くらべ」気になる中身は?

今回実食したのは、「桔梗信玄餅 味くらべ」。中には、定番の「桔梗信玄餅」、桔梗信玄餅「極」、そしてプレミアム桔梗信玄餅「吟造り」の3種類が入っています。
「桔梗信玄餅」

まずは定番の桔梗信玄餅から。トレードマークの花柄風の可愛らしい風呂敷は、発売当初から女性スタッフの手によってひとつひとつ丁寧に結ばれているそうです。この結びをほどくと、ふんわりときな粉の香りが広がり、「あーこれこれ!桔梗信玄餅を食べるぞ」と、自然と期待がふくらんでいきます。
早速、黒蜜をかけ、きな粉がカップからこぼれないようにそっと持ち上げて一口。豊かなきな粉の香ばしさが口いっぱいに広がり、黒蜜のとろりとした濃厚さと餅の絶妙なやわらかさがマッチしています。何度食べても変わらないこの安心感。基本にして最高の桔梗信玄餅の味を存分に堪能できる、至高の逸品です!
桔梗信玄餅「極」


続いて、桔梗信玄餅「極」に取り掛かります。こちらは桔梗信玄餅が発売された当時、お客様からの声を受けて開発された商品だそうで、蓋もカップも最中の皮でできているのが特徴です。プラスチックカップの隅に残りがちなきな粉や黒蜜も、「極」ならパクッと全部一緒に味わえるのが嬉しいポイント。
餅・きな粉・黒蜜自体は定番と同じですが、そこに最中の皮が加わることで、食感に新しい楽しみが生まれます。最初はサクッとした軽快な食感から、時間が経つと最中に黒蜜がじんわり染み込み、一体感と深い満足感が生まれるのです。手軽に食べられるのに、食べ方や順番、時間によって違った食感や味を楽しめるのが「極」最大の魅力です。
プレミアム桔梗信玄餅「吟造り」

最後に、プレミアム桔梗信玄餅「吟造り」を試します。風呂敷の素材や付属の楊枝など、細部に至るまで定番の2つとは異なる「プレミアム感」が演出されています。
また、黒蜜ときな粉も一味違います。黒蜜はやや薄い黄色で、国内産のアカシヤ蜂蜜が加えられているそう。きな粉には風味豊かな丹波種の黒大豆が使われており、黒い点々が見えるのも特徴です。味わってみると、黒蜜のコクは控えめで、その繊細さは驚くほどまろやか。餅やきな粉と合わせることで、雑味のない上品な甘さが広がり、思わずため息がでるおいしさです。
食べて・見て・体験する、桔梗屋の楽しみ方
「桔梗信玄餅 味くらべ」は、定番の桔梗信玄餅に加えて、最中の皮で味わえる「極」、黒蜜ときな粉にこだわったプレミアム「吟造り」の3種類がセットになった一箱。それぞれにしっかり個性があり、食べ比べることで違いがよくわかり、自分の「推し」が見つかるかも。家族や友人、大切な人と一緒に食べれば、好みを共有する盛り上がりも生まれます。ちなみに私は、最後までバランスよくおいしく食べられる「極」派でした。
定番の信玄餅に慣れ親しんでいる方も、まだ食べたことがない方も、それぞれの味わいの違いをしっかり堪能できる「桔梗信玄餅 味くらべ」で食べ比べをを試してみてください。
さらに、桔梗屋直営のカフェや工場テーマパークを訪れれば、食べるだけでなく「見て・体験する」楽しさも加わり、旅の特別な思い出になること間違いなしです。
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本記事は筆者の見解・体験に基づくものであり、一部一般的な情報や公開資料を参考にしています。