KURAFT POPUP CAFE～下北沢で美味カレーと抹茶モンブラン～

2025年6月4日（水）、東京都世田谷区下北沢駅南西口に広がるエリアNANSEI PLUSの一角に、6月の1カ月間限定でKURAFTのPOPUP　CAFÉがオープンしました。

4月24日のサイトローンチから約1カ月での出店ということで慌ただしくはあったものの、KURAFTの世界観を体感していただけるお店として楽しんでいただけるように全力で準備を進めてきました。そんなKURAFT　POPUP　CAFÉについて現地からレポートします。

オープニングから3日間は、なんとフードスタイリストのマロンさんがキッチンに立ち、レシピ考案した「にぎやかカレープレート」を自ら調理してお客様に提供するというレアな機会となりました。

トレードマークのボーダーのシャツに帽子、首元にはスカーフを巻いて、フレンチポップな出で立ちのマロンさんが、万全の体制でキッチンに。それだけでも特別感のある光景なのですが、いつものスタジオのキッチン※1と同じように、手際よく軽やかにカレープレートを準備する姿はとても新鮮でした。

※1：東京都千代田区岩本町にある当社のDigitalKitchen
（https://www.san-group.co.jp/cataloglist/digitalkitchen/）

マロンさんの「にぎやかカレープレート」

さて、「にぎやかカレープレート」を食べてみないことには始まりませんね。

ランチタイム（11時00分〜14時00分）は、1,500円でドリンクもセットになります。私はアイスコーヒーを選択。そのほかにはウーロン茶、アイスティー、オレンジジュース、コーラが揃っており、プラス200円でアルコールにも変更できますので、ランチビールも楽しめますよ。

オーダーして待つこと数分——大きめのプレートがテーブルに運ばれてきました。

「わあ、本当ににぎやか！」と思わず口から出てしまうほどに、お皿の上にはカラフルなマロンさんワールドが広がっています。

なんと、このお皿は2種のカレーが味わえる仕掛けになっているんです。丸く盛り付けられたライスの上には、熊本県産の乾燥野菜をたっぷり使ったキーマカレーが、そして周囲にはマロンさん特製チキンカレーがまわしかけてあるという寸法。付け合わせには、野菜のアチャール、特製キャロットラペ、シシトウの素焼き、そしてグリルソーセージです。

このソーセージにも実は乾燥野菜が練り込まれており、ヘルシーなのに旨みたっぷりの味わい。これはガッツリ食べたい方・ヘルシー志向の方どちらにも満足していただけること間違いなしです。なお、ソーセージはおつまみメニューとして独立して「ソーセージ盛り合わせ」がありますのでそちらもどうぞ！

乾燥野菜は熊本県内で収穫された野菜の中から、形が不揃いだったり大きさが足りなかったりと、市場に出回らなかったものを有効活用して地元で加工されています。乾燥野菜は栄養価も高く、フードロスの削減にも一役買っているんですね。これってKURAFTが大切にしているものと視点が同じなのです。

キーマカレーはトマトの酸味がほどよく効いていて、爽やかな味。チキンカレーはコクと旨みがルーに溶け出していて、こちらはまろやか。いずれもご飯にしっかりとマッチしています。合間にリフレッシュを図るには、アチャールとラペをいただきましょう。細めに切ったニンジンがしっとりとやさしいラペとは対照的に、アチャールはシャキッとした歯応えで、どちらも口の中をサッパリさせてくれます。

「こんなにたくさん食べられるかな」と心配をしていましたが、食べ始めたらそんな心配は無用。最後までペロリとおいしくいただけました。一皿の上でいくつもの味の変化を楽しめる、マロンさんの「にぎやかカレープレート」。手前味噌ですが本当においしいので、多くの皆様に味わっていただけたら嬉しいです。

「生搾り抹茶モンブラン」の尋常じゃない抹茶感のすごさ

もう一つの目玉は、インバウンドの方たちからも大人気の抹茶のスイーツ、日本茶カフェ「茶々工房」の「生搾り抹茶モンブラン」を、ここKURAFT　POPUP　CAFÉで食べられること※2。

6月8日の日曜日から登場したこのスイーツは、店頭にサーバーを設置して作っています。オーダーをいただくと、店内のキッチンでワッフルコーンにアイスやベリーソースなどのおいしい「中身」をセットして、いざサーバーへ。抹茶モンブランのタネをセットしてプレスすると——ワッフルコーンの上に色鮮やかな抹茶モンブランがふわふわと魔法のように降りてきました。最後に金箔を上に散りばめて、ここに完成しました。

いざ実食！スプーンで繊細なモンブランをひとすくいしてみます。スプーンに伝わる感触は、見た目はふわふわ、しかしすくい上げればしっかりとした重さです。これは食べ応えがありそう。スプーンを口に運び、抹茶モンブランを味わいましたが、「なんと濃いのだろうか」と唸ってしまったほど。とにかく抹茶の味と香りが本当に濃厚、かつモンブランの栗の味わいと重厚感もしっかりあり、かなりの満足感です。

抹茶モンブラン部分をうまく避けつつ、下にスプーンを進めると、バニラアイスとベリーのソースにたどり着きます。冷たいバニラアイスとベリーソースを「サッパリしてる！」と感じるほどでした。これで抹茶モンブランの味わいの濃厚さについてもわかっていただけるかもしれません。

ワッフルコーンはそんなに大きいものではないのですが、抹茶モンブランには栗のしっかりとした味と重みもあるため、私はかなりお腹いっぱいになりましたことをご報告します。抹茶味好きとしては、試さずにいられないこの佇まい——期待を裏切られることのない香り高い抹茶モンブランを存分にお楽しみください。

※2抹茶モンブラン以外の素材（内容物）は茶々工房のものと同様ではなく、オリジナルのレシピでご提供しています。

ちょい飲みにもお立ち寄りください

夕方も4時を回ると「そろそろ今日も終わりだなあ、今晩は何を食べようかな」などと考える人もいらっしゃるはず。私も同じです。そんな時に、KURAFT　POPUP　CAFÉのカレープレートは夕飯としてもとっても優秀！野菜もたっぷり摂れる一皿です。

そして、私と同様に「暑いしビールも飲みたいよなあ」などと思う方も多いことでしょう。お任せください、KURAFT POPUP CAFÉはアルコール類もご用意しています。生ビール、ハイボール、赤白のグラスワインがございますよ。ちょっと飲んで、栄養満点のカレーを食べて1日を締めくくるというのはいかがでしょうか。

「カレーでビールじゃないんだよなあ」と思った方へ。KURAFT　POPUP　CAFÉには実はおつまみもあるのです。私は先日、帰宅する前の17時、業務終了！と宣言して「おつまみペンネ（トマト味）」とハイボールを1杯、いえ2杯飲んで帰宅しました。ちょうどいいサイズ感で、マロンさん監修のトマトソースはシンプルながらもバジルも効いてお酒にもピッタリでした。

このほかにも、「おつまみペンネ（和風味）」、「ピクルス盛り合わせ」、「ソーセージ」、「スパイシードライトマトのグラッセ」をご用意していますので、「ちょい飲み」したい方にもオススメです。そして〆にカレーを召し上がって明日への英気を養うというプランはいかがでしょうか。

お天気の良い日はテラス席がオススメ

店内にはカレーのスパイシーな良い香りが満ちていて、カレー好きでなくともその香りに包まれる幸せな時間を楽しめますが、お天気に恵まれた初日、私はテラス席に陣取り、素敵な石畳の道を行き交う人たちを眺めながらカレーの到着を待ってみました。植栽の緑も目に眩しい、初夏の気持ちの良い日のテラス席、オススメします。

KURAFT　POPUP　CAFÉは下北沢駅南西口目の前、徒歩20秒の場所で、ご紹介したようなラインアップで営業しています。今後は浜松のカレーの名店「アンミッカル」のカレーや、熊本の健康志向キッチンカー「La popote」のカレーなどをお楽しみいただける予定になっています。

日々の予定は公式Instagramで随時更新していますので、ぜひチェックしてください。皆様のお越しをこころよりお待ちしております。

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