チキンと国産キノコの焦がしパスタ~食欲そそる奥深い一皿~

フードスタイリストのマロンです。
今日はこちら「キノコ」のマジックコラム。
森の静けさをまとったキノコは、旨みの宝庫。グアニル酸やグルタミン酸が織りなす深い味わいは、出汁にすれば料理全体を包み込むような優しさに。干すことで旨みが濃縮されるのも、自然の知恵。日本では「ナバ」「クサビラ」など地域ごとの呼び名があり、食文化の奥深さを感じます。秋の炊き込みご飯、冬の鍋、春のあえ物ーー季節とともに姿を変える万能食材。
四季を奏でる『KURAFT STYLE』。
キノコは、静かに、でも確かに、食卓に魔法をかけてくれます。
あなたはどんなキノコ料理が好き?
フードスタイリスト マロン
チキンと国産キノコの焦がしパスタ
■材料(2人分)
・パスタ……160g
・鶏もも肉……1枚(約300g)(余分な脂肪は除く)
・新潟県産シイタケ……4個
・長野県産シメジ……1/2パック
・玉ねぎ……1/2個
・ピーマン……2個
・赤唐辛子……1本(種を除いて半分に折る)
・オリーブオイル……大さじ2
・ニンニクのうす切り……1片分
・バルサミコ酢……大さじ1
・しょうゆ……小さじ1
・パセリ(みじん切り)……適量
・塩、粗びき黒こしょう……各適量
■つくり方
①鶏もも肉はひとくち大に切り、塩、粗びき黒こしょうをふる。シイタケは軸を取って4等分、シメジは石突きを取ってほぐす。玉ねぎ、ピーマンは縦幅5㎜に切る。
②パスタを袋の表示時間通りにゆでる。
③フライパンにオリーブオイル(大さじ2)、ニンニク、赤唐辛子を入れて炒める。香りがたち火が通ったら、鶏もも肉は皮目を下にこんがりと焼き、裏面も同様に焼き、取り出す。ニンニクは途中で色づいたら取り出す。
④同じフライパンで玉ねぎをしんなりするまで炒め、シイタケ、シメジ、ピーマンを 入れさっと炒める。 パスタのゆで汁(大さじ2)を加え、蓋をして中火で1分蒸し焼きにし鶏もも肉を戻し入れる。
⑤強火でバルサミコ酢(大さじ1)、しょうゆ(小さじ1)を入れよく炒める。塩、粗びき黒こしょうで味を調える。②を入れよくあえる。
⑥器に⑤を盛りつけ、取り出したニンニク、パセリを散らし、粗びき黒こしょうをふる。
【ポイント】
・バルサミコ酢を加えたらよく炒めましょう。
・ニンニクを加えて、しっかり香りをたたせましょう。