地域を編む、未来を織る〜大分県・別府市、竹細工をコアにした地方創生〜

温泉地として知られる大分県別府市。しかしこの地には、もう一つ世界に誇る伝統があります。それが「別府の竹細工」。日本書紀にも記載があるほどの歴史を持ち、伝統工芸として発展してきたこの技術は、今、地域の産業として新たな役割を担い、地方創生の柱の一つとして注目されています。 豊かな自然と竹文化の土壌 別府の竹細工の歴史は江戸時代後期にさかのぼります。別府周辺には真竹が豊富に自生しており、古くから農具や生活道具の材料として利用されてきました。とりわけ温泉地として湯治客を多く迎える中で、滞在中の炊飯や食事で活躍する台所用品などとして使われた竹細工は、その後、土産物の竹製品として需要が高まり、竹籠や花器、 … 続きを読む 地域を編む、未来を織る〜大分県・別府市、竹細工をコアにした地方創生〜